◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者ノックアウト・CPフレッシュマート―同級2位・岩田翔吉▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級6位・飯村樹輝弥▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)

 元WBO世界ライトフライ級王者のWBC同級2位・岩田翔吉(30)=帝拳=の挑戦を受けるWBC同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(35)=タイ=が8日、成田空港着の航空機で来日。「常にKOを狙っていくという意味でこのリングネームにした」というノックアウトは、初防衛戦へ向け「もちろんKOできるチャンスがあれば、それを狙っていきたい」と名前通りのノックアウト宣言。

その上で「KOのチャンスがなかったとしても、ジャッジに自分が勝っていると明らかに分かってもらえるような戦い方をしたい」と勝利を誓った。

 ノックアウトは、ミニマム級時代にWBA王座を12度(暫定王座を含めると16度)にわたり長期防衛を果たした。24年11月に当時のWBO王者オスカー・コラーゾ(米国)との王座統一戦で7回TKO負けを喫して王座陥落。しかし昨年12月、WBC世界ライトフライ級王座決定戦でジュニア・サラテ(アルゼンチン)に判定勝ちし2階級制覇を達成した。

 初来日で、これまでほぼ全試合を地元・タイで戦ってきたが「対戦する場所が海外であっても全く変わらない。完璧に準備を整えてきている。勝つことはそんなに難しいことではない」ときっぱり。岩田の印象を「すごくアグレッシブでとても強い選手」と語り、「ライトフライ級でも全く問題はない。勝利に向けて対策もしてきたし、激しい練習を重ねてきた。準備万端だ」と自信を見せた。

 3、4月には、ライトフライ級の全4団体の王者が、日本で防衛戦に臨む。4月3日には後楽園ホールでWBA&WBO同級統一王者レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)が元WBOミニマム級王者の谷口将隆(ワタナベ)の挑戦を受ける。

さらに同13日、後楽園ホールでIBFライトフライ級王者タノンサック・シムシー(タイ、グリーンツダ)が同級1位セルジオメンドーサ・コルドバ(メキシコ)と対戦する。

 ノックアウトは「もちろん今回(岩田に)勝つことが前提だが、プロモーターが日本人との試合や他団体の王者との試合を組んでくれた場合には、もちろん戦いたい」と他団体王者との統一戦にも意欲を示した。

 戦績はノックアウトが29勝(11KO)1敗、岩田は15勝(12KO)2敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

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