巨人の井上温大投手(24)が8日、半年ぶりに実戦に登板し、3回を1安打無失点、3奪三振の好投を見せた。教育リーグ・楽天戦に先発すると、初球から149キロの直球を披露。

初回は振り逃げがあったものの2奪三振と完璧な立ち上がりを見せると、2回にも変化球で空振り三振を奪った。3回は2死から辰己に左前安打を許したが、後続を投ゴロに仕留めた。

 登板前日の7日には「回をまたいだ時にスピードが落ちたりしないように、ペース配分を考えながら投げたい」と意気込んでいたが、球威を落とさず43球を投げきり「3イニング目まで変わらず投げられたのでよかった」とうなずいた。山口2軍投手チーフコーチも「怖さもなく腕もしっかり振れていた。ゾーンでしっかり勝負できたところがよかった」と目を細めた。

 左肘を痛め、昨季9月6日の中日戦(バンテリンD)を最後にマウンドから遠ざかっていた左腕。今後は投球回を伸ばしていく予定で「打者との駆け引き、初球ストライク、追い込んでからの決め球を大切にやっていきたい」。1軍の激しい先発ローテ争いに、割って入る覚悟だ。(臼井 恭香)

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