ニッポン放送の吉田尚記(ひさのり)アナウンサー(50)が8日に生放送された同局系「ミューコミVR」(日曜・後11時半)に出演し、3月末で退社することを報告した。放送中に自身のX(旧ツイッター)を更新し、退社に至った理由や今後の活動についての詳細を明かした。

 生放送の中盤で吉田アナは「そろそろ、ビックリ情報を発表させていただきたいと思います。わたくし、ニッポン放送を卒業します。ニッポン放送を辞めます!この3月31日をもって、ニッポン放送を退職して、4月1日からニッポン放送の人間じゃなくなります」と退社を発表した。

 その直後、放送中に自身のXを更新し、長文を投稿。そこでは「先ほど、2026年3月8日の『ミューコミVR』生放送内でもお伝えさせていただきましたが、改めてこちらでもご報告させてください。私、吉田尚記は、2026年3月31日をもって、まる27年間お世話になったニッポン放送を卒業します!」と、27年勤めたニッポン放送を退社することを改めて発表した。今後については「『えっ、辞めてどうするの?』『ついにアニメの世界へ転生?』と思われるかもしれませんが、アナウンサーは辞めません!今後もラジオパーソナリティ、アナウンサー、司会者として、皆さんの耳にお邪魔し続けるつもりです」とフリーで活動するという。

 退社理由についても言及。「『なんで辞めるの?』という質問の答えは、とても一口では言えません。これまでやってきたことは、全く自分の実力なんかじゃなくて、ぜんぶ『ニッポン放送』という看板があったからこそ出来たことばかりで、これから、自分一人で出来ることなんて、ホントに何もないんじゃないか、って不安な気持ちは、もちろん、めちゃくちゃあります」と心境を吐露。「でも、ありがたいことに、僕はニッポン放送以外でも、本当に数多くのお仕事をさせていただいていて、2025年から東京大学大学院に通い始めたこともあって、もともと、やりたいことだらけの人間だったんですが、より、もっともっと、やりたいことが広がってしまいました。『自分にしか見つけられない価値を、もっと世の中に広めたい』そんな衝動を抑えきれなくなってしまったんです。

 そして、そうやって新しい挑戦をすることは、大きな意味では、巡り巡って、大好きなニッポン放送に、いつか恩返し出来ることにも繋がるんじゃないか、なんて、思っています」とつづった。

 続けて「独立後は自分の会社(一人法人)を作る予定です」とも明かし、「私の父は、私が生まれた時からずっと中小企業を経営してきました。自分の手で企業を取り回してこそ一人前、というイメージが、ずっと血の中に流れている気がするのも、あります」と記した。

 4月以降も、現在ニッポン放送で出演している番組は継続するという。「現在担当させていただいている『ミューコミVR』も含め、ニッポン放送でスポンサーさんにご協力頂いている番組は、全て、継続して担当させていただくことになりました!本当に、ありがたいです」と感謝。さらなる飛躍を誓い「もちろん、自分でも、いろいろ考えていることはあります。自分の責任でちゃんとお話できるようになる4月1日に、改めていろいろご報告させていただきたいと思います。お楽しみに!」と呼びかけ、「ニッポン放送のアナウンサーではなくなりますが、単なる一個人としても、どうぞ、今後とも、よろしくお願いします!!!!」とメッセージを寄せた。

 吉田アナは1975年12月12日、東京都生まれ。慶応大卒業後、1999年にニッポン放送入社。ニッポン放送「ミュ~コミ+プラス」のパーソナリティとして第49回ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞を受賞。ラジオ番組でのパーソナリティのほか、テレビ番組やイベントでの司会進行などもこなす。

またマンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人でもある。リスナーからは「よっぴー」の愛称で親しまれた。

 24年9月には東京大学大学院に合格したことを発表。25年4月から情報学環学際情報学府・社会情報学コースに通い、東大大学院生になった。

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