◆WBC 1次ラウンド D組 ドミニカ共和国12―1オランダ=7回コールド(8日・米マイアミ=ローンデポパーク)

 優勝候補のドミニカ共和国がゲレロ(ブルージェイズ)、J・ソト(メッツ)らの4本塁打すべて走者を置いた場面で飛びだす効果的な一発攻勢でオランダに12―1でコールド勝ちした。試合後、ゲレロとJ・ソトが会見に臨んだ。

 ―あなた(ソト)にとってWBCでの初ホームランだったが、試合(コールドゲーム)を締めくくる一打となった。キャリアの中で、この試合をどのように位置づけるか。

 ソト「美しい経験だ。今日のホームランは試合を決定づけるものだった。だが我々の道程はまだ先が長い。このような技術を授けてくれた神に感謝しなければならないが、しっかりと遂行できたことを非常にうれしく思う。間違いなく私のキャリアにおいて最も重要で美しい時間のひとつだ」

 ―その(本塁打の)数分前、プホルス監督が君を試合から下げようとしたが、君は拒否したと言っていた。結果として君はホームランを打ち、勝利した。その瞬間のことを教えてほしい。どう考えていたのか。

 ソト「自分は試合に集中していたし、次のイニングに打席が回ってくることも分かっていた。ブルペンの仲間たちを助けたいと思っていた。

監督は私を下げようとしたが、自分は”続けさせてくれ、ここにいさせてくれ”と言った。そしてホームランを打った」

 ―ブラディ(ゲレロ)、そのTシャツに「Nakamoto」と描かれているが、それは日本へのメッセージか。

 ゲレロ「Tシャツに書いてあることは日本とは全く関係がない。ただこのTシャツを買っただけで、これが何を意味するのかはわからない。

 ―ソト、2023年にも出場した君から見て、前回のクラシックと今回の違いは何か。

 ソト「バイブス(雰囲気)」だと言いたい。それが両大会の主な違いだ。前回同様に多くの才能ある選手がそろっているが、このチームではバイブスが違いを生み出している。

 ―ブラディ、ワールドシリーズで見せたあの輝きが、今日も同じように見られた。打者やチームメートを助けるために、どのようにコミュニケーションをとっているのか。

 ゲレロ「当然だが俺たちはお互いをよく知っている。異なるチームとして対戦してきたし、全員の才能を理解している。

自分はただ彼らが何者であるかを伝えているだけだ。ラインナップを見ればわかる通り、俺たちは自分のことではなく、チームメートのことを考えている。このラインナップを見れば、勝たない方が難しい」

 ―ブラディ、ドミニカンスタイルのホームランジャケットは君のアイデアだというのは本当か。もしそうなら、その象徴的な意味を教えてほしい。君がダンベルを上げているところも見かけたが。

 ゲレロ「自分のアイデアだとは言わない。自分がここに来た時には、すでに(ジャケットは)そこにあったから。でも自分にとって、それ(セレブレーション)はトロント(ブルージェイズ)でやっているようなことで、ここでもそれがあるのは素晴らしいと思う。いつも言っているように、自分たちはホームランを祝うための何かを探しているので、あのジャケットは自分たちにとって独特なものだと思う。背中には全員の名前が入っているから、あのジャケットで皆がひとつになっているように感じる。

 ―差し支えなければ、誰がそのジャケットを作ったのか教えてもらえるか。

 ゲレロ「自分はそれを知らない(わからない)」

 ―2試合でホームラン7本、24得点。

ドミニカ共和国の攻撃は非常に独特だが、自国のオフェンスをどう定義するか。

 ゲレロ「攻撃のことばかり話しているが、俺たちには素晴らしいブルペン陣もいる。つまり全員が自分の仕事をしているということだ。俺たちは貢献し、チーム全体を助けている。投手陣の功績も認めるべきだ」

 

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