大相撲春場所2日目(9日、エディオンアリーナ大阪)

 西序ノ口筆頭・豪鬼神(式秀)が白星発進した。立ち合いで東同筆頭・朝平井(高砂)の当たりを受け止める形となって後退。

土俵際ではたき込んだが「一気に持っていくつもりでいたけど、立ち遅れてしまった。全く足が出てなくて引いてしまったので修正しないと」と内容を反省した。

 先場所は東序二段99枚目で3勝4敗と負け越し、序ノ口に転落した。2月は部屋で四股やすり足などの基礎運動を増やし、体を作り直したが、序ノ口で相撲を取るのは入門した2017年夏場所以来、約9年ぶり。「逆にドキドキした」と緊張もあったという。

 周囲からは「負ける地位ではないから、しっかりやれ」とハッパをかけられ、場所前の部屋の慰問では師匠の式秀親方(元幕内・北桜)に促され、初の各段優勝を宣言して今場所に臨んでいる。「今日の相撲内容だとまだまだ。一番一番、もっといい内容で取らないと勝てない」と奮起を誓った。

 序ノ口で取組時間も早まった。この日は午前7時に大阪・八尾市の宿舎を出発し、8時過ぎに会場入り。付け人を務める横綱・豊昇龍(立浪)の明け荷の準備をした後で体を動かし、取組を終えたのが午前9時40分頃。午後6時前の豊昇龍の結び前の一番まで長い一日となるが、「散歩しておいしい店を見つけて、トレーニングをしようと思います」。

空き時間も有効活用し、コンディションを整えていく。

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