女優の上坂(こうさか)樹里が9日、都内でNHK連続テレビ小説「風、薫る」第1週試写会見に出席した。

 明治時代、西洋式の看護学を学んだ「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」として活躍した大関和(ちか)さんと鈴木雅さんをモチーフにした物語。

今作は見上愛とのダブル主人公として物語が展開。上坂は、生後間もなく親に捨てられ、人間味にあふれる女性・大家直美を演じる。

 30日の放送開始まで3週間を切り、上坂は「皆様に第一週を見てもらえる日が来たのかという思いと、作品の始まりにこうして立ち会うことができて、嬉しい気持ちでいっぱい」と喜びを語った。見上と一緒に先に映像を見た際には涙したことも明かし「『風、薫る』という作品がいよいよ始まるんだと改めて感じた。その一員に自分もなれているという実感が一気に湧き上がってきた」と当時を振り返った。

 撮影が始まり、半年が経過。自身の心境にも変化が起きているようで「最初の頃に比べると、台本に書かれている直美の行動だったり、セリフの奥の部分まで通じる部分があって、直美だったらこういう行動をするだろうなって、動きが体に染み付いてきた」と役と一体化してきていると胸を張った。

 以前から朝ドラ出演が夢と公言してきた上坂。「小さい頃から学校に行く支度の時間にいつもテレビがついていて、それが朝ドラだった。長く愛され続けてきた『連続テレビ小説』という作品の一員になれたことをすごく光栄だなと思います」と感激。歴史をつなぐ一員として「私も次につなげられるように、最後までしっかり頑張りたい」と意気込んだ。

 ダブル主演は、三倉茉奈三倉佳奈が主演した08年後期の「だんだん」以来となる。

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