J1千葉は10日、千葉市内でアウェー・横浜FM戦(14日・日産ス)に向けた練習を公開した。

 2025年7月に左膝前十字靭帯損傷で離脱したMF田中和樹は全体練習に合流。

11対11のゲーム形式のトレーニングにも加わった。「感覚としては70パーセント。膝は良くなっているけど、動きはまだまだ。あとは慣れていければ」と語った。ケガをした瞬間は「これ治るのかな」と不安だったが、同じ故障経験のある24年まで千葉に在籍したG大阪・佐々木翔悟や今季から滋賀に期限付き移籍をした谷田壮志朗からアドバイスをもらう機会が多かったという。

 23年に千葉に加入すると、23年、24年と連続でシーズン30試合以上に出場した。前所属の京都ではリーグ戦1試合出場のみだったが千葉できっかけをつかんだ。その理由は「(小林)慶行(監督)さんが使い続けてくれたことで堂々と武器を出せるプレーができる、気持ちの面が大きかった」

 24年オフにはJ1クラブからのオファーもあったが「ジェフに行っていなかったら、J1からオファーが来ることなんてなかった。もっとジェフに貢献したい思いが強かった」と残留を決断した。覚悟を決めた25年シーズンだったからこそ、道半ばでの離脱に「応援したい思いはあったが、うらやましさや嫉妬することもあった」と語る。

 J1昇格の瞬間はスタンドから見送ることになったが「ピッチの中にいた方が何倍もうれしいと思うが、外で見ていてもちゃんとうれしかった」と振り返った。今季のチームの戦いぶりも「J1でも全然やれていると感じるし、自分が中に入って結果を出せる未来、イメージも持てている」と自信を示す。

 主戦場とするサイドハーフは今季ここまで津久井匠海、姫野誠といった新戦力が躍動中。激しいポジション争いには「競争はJ1だとなおさら厳しくなるもの。勝って試合に出る、前向きな気持ちだけ」と気合をこめた。田中が千葉をより勢いづける。

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