◆WBC 1次ラウンドC組 日本9―0チェコ(10日・東京ドーム)
勝利の整列後、大谷翔平投手(31)は客席に両手を上げて応え、満足そうだった。1位通過が決まっていたこともあり、4戦目で今大会初めて欠場したが、いい休養となったに違いない。
連覇へ、万全を期した。「打席に立って貢献するのが仕事」とエンゼルス時代から“休まない男”として知られ、出場も可能ではあった。井端監督は「今日はピッチングにも入っていましたし、MLBのシーズンが始まった時の疲労、今日移動ということも考慮して」と説明。出場機会が少なかった森下や佐藤らNPB組に打席数を与える意味でも、休養を受け入れたとみられる。
乗り込む米国では「大谷キラー」が立ちはだかる可能性がある。14日(日本時間15日)の準々決勝の相手はドミニカ共和国かベネズエラ。いずれもスター軍団の強豪だ。順番通りならば、ドミニカ共和国はサンチェス(フィリーズ)。シーズン16打数4安打の打率2割5分、6奪三振。昨季のポストシーズン(PS)では3打席連続三振を喫し、6打数無安打、4三振に封じられている。ベネズエラならばR・スアレス(Rソックス)。
それでも大舞台に強いのが大谷だ。準々決勝以降を戦うローンデポパーク(米マイアミ)は、「本当に好きな球場の一つ」と話すお気に入りの球場。通算8試合で34打数13安打、6本塁打と相性抜群。24年9月19日(同20日)には、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁で「50―50」どころか「51―51」を成し遂げた“伝説の地”だ。
試合は欠場も二刀流に休みはない。キャッチボール後はかけ足でブルペンへ。捕手・坂本に29球を投げ込んだ。フリー打撃は行わなかったが、今季の投手本格復帰にも余念はなかった。さらに、試合中のイニング間には右翼キャッチボールに登場。エキサイトシートの少年にボールを投げ込み、1度はフェンスに当たって失敗すると、今度は手渡し。
頂点までは、あと3勝。前回23年は日本初の全勝V。今大会は前人未到の「全勝連覇」を見据える。昨季はドジャースを球団初のワールドシリーズ連覇に導いた“連覇請負人”が、いざ、決戦の地へ向かう。(竹内 夏紀)










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