訪日観光客が驚く“ニッポンの姿”って何だ? スポーツ報知が3月のある日、大阪・道頓堀を散策する外国人にインタビュー。ネパール人女性は、時間厳守がマストな日本社会の厳しさに戸惑いながらも、日本人の優しさに感謝している。

 「ブダ・ニルです」「シュレスタ・ギャニマヤです」と日本風に姓・名の順で自己紹介してくれたネパール人女性2人組。観光客ではなく、来日丸1年の留学生で「桜川(大阪市浪速区)の学校で勉強しています。日本語は漢字がとても難しい」という。ともに総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」道頓堀店の採用面接のためにやってきており、履歴書を携えていた。

 ところが約束の時間より早く来すぎてしまい、出直しを命じられた。「日本はルールが厳しいです。12時に待ち合わせなら、11時50分に来ないとダメ。早過ぎてもダメ。ネパールなら12時30分でも大丈夫なのに」とニルさんは苦笑いした。「でもネパールより安全。ネパールでは夜に女の子が1人で出歩くのは危ないけど、日本は大丈夫」とギャニマヤさん。夜にコンビニやスーパーに行くのが楽しいのだという。

 では日本のコンビニやスーパーで何を買うのか。「日本の食べ物です。(インスタント)ラーメンとか。特に『辛ラーメン』が好き。とても辛いから。うどんも好きですが(スパイスを)たくさん入れて辛くして食べます」

 ネパール人は世界有数の辛いもの好き国民とは聞くが…。ん? 今「日本の『辛ラーメン』」って言った? それは韓国の食品メーカーの商品ですよ。「えっ! そうなの? 知らなかった!」とギャニマヤさんは楽しそうに笑った。

 多くのネパール人は、母国にはない電車に乗ることが苦手だという。「(なんば)駅に着いて(スマホの)地図を見ても『ドン・キホーテ』がどこか分かりませんでした。ですから(近くにいた女性に)『すみません。どこですか?』って聞いたら、ここまで連れてきれくれました。

日本人、親切な人が多いです」。異国で多くのことを学んでいる。

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