2011年の東日本大震災で被害を受けた宮城県南部の沿岸部のサッカー環境を改善しようと、一人の元Jリーガーが活動を続けてきた。ベガルタ仙台、モンテディオ山形やタイリーグで活躍した大久保剛志さん(39)は23年4月に出身チームの岩沼西サッカースポーツ少年団を引き継ぐ形で「YUKI FOOTBALL ACADEMY(ユキ・フットボール・アカデミー)」を設立。
* * *
震災で甚大な被害を受けてから15年。大久保さんが生まれ育った宮城県南部、「仙南」と呼ばれる地域は少子化に加えて人口流出が進んでいた。何よりも子どもたちがサッカーを続ける環境が悪化していることに心を痛めたという。
「少子化っていうのはずっとあったと思いますが、それに(震災の影響で)加速してしまったんです」。震災による津波の被害を受けた岩沼、亘理、山元の地域からは離れていく住民が多くいた。「街から離れていく方も多くいて。もう一つはその地域で頑張っていた子どもたちがいるのですが、時代の流れで小さいうちから仙台市に通ってまで練習する子が増えてきました。そうなると地元のチームの戦力が落ちるんです」。中心選手が抜けるとなかなか大会では勝てなくなる。そうなると必然的に地域のサッカー人口が減少していくことが何年もの課題だった。
現状を知ったのはタイリーグで現役としてプレーしていた4年前だった。セカンドキャリアとしてバンコクで設立したサッカーアカデミーは3年が経過し軌道に乗っていた。岩沼市出身の大久保さんが異国の地で活躍する姿をSNSを通じて知った地元の関係者が連絡をとった。「タイの子たちに夢を与えているように仙南にも与えてほしい」。痛切な訴えが、抱いていた思いを刺激した。
「何とか地元の地域に恩返しできないかと思っていたんです。3年後、5年後って考えたときにどれだけのチームが消滅してしまうんだろうと危機感を覚えました。しばらく地元を離れていたときに、そんな現実が起きているのに驚いたのと、何とかしないといけないと思った」。しっかりしたクラブチームの必要性は理解できた。一方で当時、タイで現役選手だった自身の立場もあり、「全く自分のいないところで運営は出来るのか…。いろんな葛藤がありました」と戸惑いがあったという。決断を後押ししたのは育った少年団を支えたいという思いだった。
「僕が受け皿をのチームを作ります」。大久保さんが決断した理由は少年時代に指導を受けた岩沼西サッカースポーツ少年団(SSS)を、今後も存続させるためにクラブチーム化することが大きかった。バンコクで営んでいた「YUKI FOOTBALL ACADEMY」が経営を支える形にした。恩師でもある岩沼SSSの佐藤栄治団長が総監督となった。「どこも子どもたちが少なくなって難しい。いつでも頼ってもらえるような存在になるのが大事」と地域のサッカー環境を支えるために2023年4月に、岩沼市を越えて宮城県南部をカバーするクラブとして始動した。ただ当初は多くの課題に直面していた。(続く)

![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 昼夜兼用立体 ハーブ&ユーカリの香り 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51Q-T7qhTGL._SL500_.jpg)
![[のどぬ~るぬれマスク] 【Amazon.co.jp限定】 【まとめ買い】 就寝立体タイプ 無香料 3セット×4個(おまけ付き)](https://m.media-amazon.com/images/I/51pV-1+GeGL._SL500_.jpg)
![[コロンブス] キレイな状態をキープ 長時間撥水 アメダス 防水・防汚スプレー420mL](https://m.media-amazon.com/images/I/31RInZEF7ZL._SL500_.jpg)







![名探偵コナン 106 絵コンテカードセット付き特装版 ([特装版コミック])](https://m.media-amazon.com/images/I/01MKUOLsA5L._SL500_.gif)