サウジCを連覇した後、ドバイで調整を続けているフォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は予定通り、ドバイワールドC・G1(3月28日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)に出走する方針であることが分かった。矢作調教師が3月11日、改めて現状を説明した。

 同馬は中東情勢の悪化から、今後の動向が注目されていた。矢作師もレース当週は現地入りする方針。フォーエバーヤングは調整を順調に続けており、万全の態勢で昨年唯一の敗戦(3着)だったレースを取りにいく。

 また、同じくドバイで調整するアメリカンステージ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父イントゥミスチーフ)もドバイ・ゴールデンシャヒーン・G1(同・ダート1200メートル)に出走する。

 UAEダービー・G2(同、ダート1900メートル)の招待を受諾しているネッタイヤライ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父コントレイル)は日本から現地に入り、出走を予定する。

 ゴドルフィンマイル(同、ダート1600メートル)の招待を受諾していたビダーヤ(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は同レースを回避することになった。

 矢作調教師「去年の経験を踏まえて、少しゆっくりめに立ち上げました。先週ぐらいからようやく普通のメニューをしています。今、向こうは日曜日を休みにしていますが、今週初めからやはりフォーエバーヤングらしい、いい動きが戻ってきたと。今日この後、大体日本時間の12時ぐらいに、単走で2週前追い切りを行います。

 ドバイについてですが、毎日当然複数回、何度も(現地にいる)荒木(助手)と連絡を取り合っていますが、少なくとも彼らの生活圏、ホテルからの通勤、メイダン競馬場周辺に関して、危険を感じたことはない、と。人々は平常通り生活しているので、何も困ったことはないという報告です。

なので、自分としては日本のマスコミ報道との距離感にとても困惑しています。6日のメイダン、8日のジュベルアリも通常通り開催しています。当然、ドバイ・ワールドカップも通常通り開催される予定なので、そこに予定のレースがある以上、自分たちとしては、そのレースに向けて、やれることをやっていくだけです。ただ前提として、1日も早く平和になってほしいと願うばかりです」

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