◆WBC 1次ラウンドB組 米国6―8イタリア(10日・米テキサス州ヒューストン=ダイキンパーク)
WBC1次ラウンドB組で3連勝していた米国が2連勝中のイタリアと“全勝対決”に臨み、まさかの敗戦。同ラウンドを3勝1敗で終え、イタリアが3連勝となった。
WBCの規定では3チーム以上が同勝敗の場合、当該チーム間の対戦成績で決まるが、それでも同じ場合は失点率、防御率、打率、抽選の順に決定する。メキシコがイタリアに勝った場合、米国を含めて当該チーム間はそれぞれが1勝1敗。そのため、まずは失点率が優先されるが、米国はこの日の8失点が重くのしかかる可能性もある。
米国先発は昨季メッツでメジャーデビューし、8試合で5勝1敗、防御率2・06をマークした有望株の右腕マクリーン。初回は3者連続三振と最高の立ち上がりを見せたが、2回2死から6番ティール(ホワイトソックス)に先制ソロを浴びると、なおも2死一塁からメジャー経験のない8番アントナチに右中間の米国ブルペンに飛び込む2ランを被弾した。
チームUSAは4回から左腕ヤーブロー(ヤンキース)を2番手として送り込んだが、無死一塁から7番カグリオン(ロイヤルズ)に2ランを食らい、0―5と大量ビハインド。まさかの展開となり、ベンチも静まり返った。8回には失策や暴投などミス絡みで一挙3点を失い、大量8点のビハインドを背負った。
打線はイタリアの先発右腕ロレンゼン(ロッキーズ)の前に沈黙。しかし、6回にヘンダーソン(オリオールズ)が反撃のソロを放つと、7回にはクローアームストロング(カブス)が3ラン。
連覇を狙った前回23年大会では決勝で日本代表に敗れて準優勝に終わった米国代表。今回はジャッジを主将に指名し、サイ・ヤング賞のスキーンズ(パイレーツ)ら投手陣も豪華な布陣がそろった。「史上最強」の呼び声も高かったが、1次ラウンドで窮地に立たされることとなった。










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