大相撲春場所4日目(11日、エディオンアリーナ大阪)

 大の里(二所ノ関)が休場して場所の中心は安青錦(安治川)の綱取りとなった。3日目の若隆景(荒汐)との一番は協会関係者をうならせた。

九重審判長は「強いね。まわしを取らなくても足で押して前に出ている。成長している」とべた褒め。相手の美ノ海(木瀬)も低い体勢が持ち味だが、左を入れてしまえば一気に前に出れる。

 高安(田子ノ浦)が好調だ。かち上げの立ち合いから左を差す自分の相撲が取れていることが初日から3連勝のつながっている。対戦相手の大関・琴桜(佐渡ヶ嶽)との過去の対戦成績は8勝6敗。琴桜も懐の深さと柔らかい体で3連勝だが、相撲内容は違う。安易に引いてしまうと高安が一気に前に出る。

 豊昇龍(立浪)の3連勝はなんとか星を拾っているイメージ。本来の強さはまだ戻っていない。3日目の義ノ富士(伊勢ケ浜)との一番も中に入られ苦し紛れの首投げで逃げようとした。

義ノ富士がバランスを崩してなんとか白星をもぎ取ったものだった。4日目は大の里から金星を挙げた藤ノ川(伊勢ノ海)が相手。立ち合いからの速攻でそろそろエンジンのギアを挙げていきたい。

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