横綱・大の里(二所ノ関)が春場所4日目の11日、休場した。日本相撲協会に休場届を提出した。

休場は2場所ぶり2度目。大の里は3日目に幕内・藤ノ川(伊勢ノ海)に引き落とされ、自身初の初日から3連敗を喫した。横綱の初日からの3連敗は19年初場所の稀勢の里以来で休場ピンチに陥っていた。師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「残念だが左肩に痛みが出て相撲が取れない。情けない相撲を取るわけにはいかない。昨日の夜2人で話して決めた」と明かした。

 昨年九州場所13日目に左肩を痛めて休場。初場所はけがの影響が残り10勝5敗だった。場所前は「先場所よりは状態はいい」と回復を強調していたが、今場所前の稽古では昨年まで猛威を振るっていた左おっつけの威力は戻っていなかった。同親方は「稽古場での調整がうまくいかなかった」という。先場所も痛みが出て途中3連敗したが「初日から負けているので先場所とは質が違う」ときっぱりと話した。

 手術はせず4月の春巡業は出場する方向。

さまざまな選択肢を用意し、復帰への最善の道を探っていく。

 ◇大の里 泰輝(おおのさと・だいき)本名は中村泰輝。2000年6月7日、石川・津幡町生まれ。小1から相撲を始め、新潟・能生(のう)中、同・海洋高を経て日体大。2年連続のアマチュア横綱に輝いた。二所ノ関部屋に入門し、23年夏場所で幕下10枚目格付け出しでデビュー。24年夏場所で最速となる初土俵から所要7場所でのV。昨年夏場所後には昭和以降で最速となる所要13場所で横綱昇進。得意は突き、押し、右四つ、寄り。192センチ、184キロ。家族は両親と妹。

編集部おすすめ