ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子シングル4位入賞の千葉百音(もね、20)=木下グループ=が11日、京都・宇治市内で練習を公開し、囲み取材に応じた。

 以下は囲み取材の一問一答

 ―今日の練習で意識していたところは。

 「まだプログラム全体の流れとして良くしていけるところがある。さらにグレードアップした演技ができるように意識していた」

 ―初出場だったミラノ・コルティナ五輪を振り返って。

 「終えてみて、自分の中でやりきれたところと、やりきれなかったところが、しっかり見つけられた。シーズンの中の1試合として実りの多い大会になった」

 ―具体的に、やりきれなかったところとは。

 「エレメンツすべて。大きなミスはなかったが、一つ一つのジャンプの出来は伸ばせるところがある」

 ―今季最終戦への意気込みを。

 「五輪に今シーズンのピークを持っていく気持ちだったが、一つの山が乗り越えられた。世界選手権に一番のピークを持っていきたい。(プログラム使用曲の)『ラストダンス』と『ロミジュリ』(ロミオとジュリエット)を集大成としてやりきる、出し切る」

 ―世界選手権の女子シングル出場は五輪と同じ3人。

 「坂本(花織)さん自身(出場するかを)考えているようだったので気になっていたが、出場が決まった時はうれしかった。自分としても、いい感触をつかんで笑顔で終わりたい」

 ―3月11日。練習後に黙とうした。

 「(地震が発生した14時46分の)1分間だけはいろんな思いをはせて。毎年この時期は思い出す。15年もたったのかと。自分もいろいろと環境が変わったりで成長したと思うが、こうして練習できていることが当たり前ではないと感謝しないといけないし、絶対に忘れてはいけない」

 ―当時の記憶は。

 「(練習のため)リンクに向かう車の中。経験したことがない揺れの強さで怖かった。(自宅の)電気と水道も止まって不便なこともあった。家族とずっと過ごしていた」

 ―高3の春に京都へ拠点を移したが、故郷への思いは。

 「生まれ育った場所で、いつでも帰った時は心が落ち着く場所。いつまでも、ここままであってほしい」

 ―憧れの羽生結弦さんと同じ五輪の舞台を経験した。

 「今も変わらず憧れの選手で、憧れのスケーター。いち競技者として、上だけを見て頑張っていこうと思う」

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