◆オープン戦 ソフトバンク15―2巨人(11日・みずほペイペイ)

 制球が定まらない投手陣に嘆き節だ。6人のリレーで計11四死球。

試合後の阿部監督は「いいところを探すのが難しいよね。どういう心境でマウンドに行っているのか僕が聞きたい。競争している中でね」とアピール不足を残念そうに振り返った。オープン戦15失点は球団25年ぶりの屈辱となった。

 先発ウィットリーは3四死球5失点で1回降板。2番手・松浦は2死から連続四球の後、山川に3ランを浴びた。3番手の田和も死球絡みで2失点。3回3失点の戸郷は1四球、田中瑛は2四球を出しながら無失点で粘ったが、中川は四球の後に2ランを浴びた。

 敵地みずほペイペイドームは3万9728人の大観衆。「今日も満員御礼だって。もうちょっと恥ずかしいと思わないとね。それを指導している俺が悪いんだけど」。

思い通りの結果には、ほど遠い内容だった。この試合を含め開幕までのオープン戦は9試合。チャンスが限られてくる中で、必死な姿を期待していたが、高評価できるポイントが見つからなかった。

 投手は2月のキャンプから「ストライクゾーン内での勝負」をテーマに練習を重ねてきた。阿部監督は就任1年目から「困ったらど真ん中」を掲げる。「バッテリーとか、選手間でもっと話し合って。僕がどやしたってしょうがないから。個々でしっかり反省して、同じことをやらないことを徹底してほしいなと思います」。チーム全体で教訓としてネジを巻き直すことを求めた。(片岡 優帆)

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