◆オープン戦 ソフトバンク15―2巨人(11日・みずほペイペイ)

 巨人・戸郷は唇をかみしめ、うつむきながらマウンドを降りた。2―10の6回1死二塁。

野村に中前適時打を浴び、続く山川を右飛に打ち取った後に崩れた。3連打などでこの回一挙3失点。今季2度目の実戦は3回55球、5安打3失点。「イニングがのびてからの球の質が落ちたところが失点につながったと思います」と反省した。

 4回からマウンドに上がり、2イニングは無失点に抑えたが直球は140キロ前半が目立ち、最速は147キロ。ただ「フォークの感触が一番大事なのでそこを確かめたかった」と捕手・甲斐と話し合い、武器であるフォークで空振りを奪う場面も見られた。

 リリースポイントを下げたフォームに変更し、ネットスローを継続して行うなど、新しい自分を体にたたき込んできた。「フォームは投げる中ではある程度しっくりきている。細かな精度を上げて嫌がらずに腕を振っていきたい」。開幕まで残りわずか。全力を尽くす。(水上 智恵)

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