◆オープン戦 ソフトバンク15―2巨人(11日・みずほペイペイ)

 まさかの乱調だった。巨人・ウィットリーは初回が終わると、視線を落としてベンチに戻った。

秋広に浴びた満塁弾を含む、1回2安打5失点。「自分の投球ができなかった」。3四死球と制球にも課題が残り、開幕へ暗雲が垂れ込めた。

 約2週間ぶりの実戦に、体の感覚が戻りきらなかった。初回、先頭の柳田から2者連続で四死球を与え、1死二、三塁とすると山川の左前適時打で先制点を献上。さらに「失投してはいけない場面で失投してしまった」と2死満塁からは秋広に外角高めの151キロを右中間席に運ばれ、一挙5点を失った。2月23日の楽天とのオープン戦(那覇)では実戦初登板、初先発で1回0封1K。今回は50~60球程度の球数を予定していたが、1回34球に終わる想定外の結果となった。

 ただ、収穫もあった。「昨年日本一を取った打線に投げられたことは間違いなくプラスになった」。先発ローテ入りが有力視される右腕。「自分でも満足していない。

教訓を生かして前に進んでいきたい」。強くなった姿で再びマウンドに立つ。(北村 優衣)

編集部おすすめ