東日本大震災発生から15年となった11日、東京・港区のサントリーホールで「第13回『全音楽界による音楽会』3・11チャリティコンサート」が行われた。開演を前に、公演をプロデュースする作曲家の三枝成彰氏が取材に応じた。

 今年で13回目となったチャリティーコンサート。「15年も皆さん続けてくれて、本当に感謝しています。皆さんのおかげだと思っている。どうもありがとうございます」と感謝した。

 1回目は震災から1か月後に行われ、入場料の収益震災で親を失った子どもたちのために全額寄付。出演者、スタッフに対してはノーギャラであることを伝えた。スタートに至った経緯を「震災が起こって3日目くらいに、テレビで子どもがはしゃいでいるけど、両親はいらっしゃらないと聞いて、とても辛かった。この子たちが成人するまで色々なサポートをしたい。我々が父母になれるわけでもないので、知り合いのおじさんおばさんという感じでサポートができたらいいと始めた」と続けた。

 順調に資金は集まる一方で、当時は「個人情報保護法で学校も区役所も個人情報を教えてもらえない」と苦労もあった。それでも現在に至るまで約300人をサポートしてきたという。医者やパイロットなどの進路に進んだ子どももいると紹介していた。

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