バスケットボールB1リーグ第25節 SR渋谷90―84レバンガ北海道(11日・北海きたえーる)

 B1東地区のレバンガ北海道が同地区のSR渋谷に84―90で敗れ、Bリーグ創設後初の30勝と勝率5割以上確定を逃した。

 平日ながら6089人の観客が詰めかけたホーム会場の北海きたえーるは、ため息につつまれた。

土壇場にSG富永啓生(25)、PFケビン・ジョーンズ(36)の3点シュート(P)が立て続けにリングにはじかれると、試合終了を告げるブザーが鳴り響いた。

 バイウィーク(試合のない期間)明け、初のホーム戦。同地区上位陣が勝利を収める中、下位チームから手痛い一敗を喫し、トーステン・ロイブルHC(53)は「セカンドチャンスポイントで20点やられてしまったのは敗戦の大きな理由。選手たちにはいつも言っているけど、チームメート1人抜けたからといってそれを言い訳にしてはいけない」と振り返った。

 前節の横浜BC戦で主将のジョーンズが復帰し、2連勝。シーズン序盤の勢いを取り戻したかに見えたが、またもやアクシデントに見舞われた。今季全試合出場のC/PFジョン・ハーラー(26)が第1クオーター(Q)残り48秒で相手選手と激しく接触。のど付近を負傷し、退場を余儀なくされた。

 試合前までに1試合平均10・4得点、8・4リバウンドを記録していたビッグマンを欠き、第4Qはこの試合最も少ない17得点。フィールドゴール成功率30%と精細を欠いて持ち味の終盤の攻撃力が鳴りを潜め、指揮官は「ハーラー選手を3分の出場で失ってしまったのは運が悪かった。映像を確認したら明らかに(SR渋谷の)ウェルシュ選手のオフェンスファウル。ハーラー選手はノーチャージゾーンから出てまっすぐ立っていたところに肘を当てられた。

コールがなかったことは運がなかった。けがは明日(12日)にならないと詳細がわからない」とチームリバウンド王の退場を悔やんだ。

 次節は、敵地で三遠と対戦する。初のCS進出に向けて負けられない戦いが続くが、富永は「ここから1試合1試合が大事。先のことを見ずに目の前の試合に集中したい」と力を込めた。

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