テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は12日、イラン情勢について報じた。

 番組には同局の米ワシントン支局・梶川幸司支局長が中継で出演。

石油産油国の船が数多く行き交うホルムズ海峡について、米国のドナルド・トランプ大統領が地方演説の中で「イラン海軍の船を54隻破壊したと明らかにし、安全が急速に確保されつつあるととして企業などにホルムズ海峡を利用するべきだと促しました。マーケットに対して安心材料を送ろうと腐心している様子がうかがえます」と伝えた。

 また「タンカー(商船)の護衛をするとトランプ大統領は言っているのですが、ロイター通信によると海軍はリスクが大きいのでイヤだと消極的な姿勢を示しているようです。トランプ大統領の発言とうらはらにこうした報道が出てくることは、ますます市場は政権の発信を見透かしてしまう。そうした逆の効果が今出ているのではないかと思います」と語った。

 元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏は「米軍が『リスクがあって通れません』と言っている。そんなところを大統領が『通れ』と言っているんですよ。むちゃくちゃじゃないですか。アメリカの中にいると余計に感じるんじゃないんですか?トランプ大統領ってあまりにも無責任を通り越してむちゃくちゃじゃないかと」と発言。

 これに梶川支局長は「そういう懸念が側近も感じ始めているという報道もあります。ただそれをどのようにトランプ大統領に伝えていいのかわからないというのが今のホワイトハウスの現状だと思うんです。大統領の(戦争の)長期化はしないんだと、勝っているんだという発言とは別に、長期化を見据えた動きも水面下で進んでいるのが実態だと思います」と返した。

 玉川氏は「これ、梶川さんに聞いてもまずかったね。『むちゃくちゃだ』とか言っちゃうとビザ(査証)取り消しになっちゃうような国になってるから。ごめんね、梶川さん」とわびた。これに梶川支局長は「はい」とひとこと。司会の羽鳥アナは「『はい』って言うしかない」とまとめていた。

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