ドミニカ共和国のタティスがベネズエラ戦の4―3と1点リードの4回2死一、三塁の場面で、豪快な3ランを放った。2試合連続となる一発はこの日、チーム4発目。

1次ラウンド4試合で計13発目となるアーチに球場は騒然となった。MLB公式サイトで各種記録に精通するサラ・ラングス記者によれば、WBCで最初の4試合でのチーム本塁打数では、これまで最高だった2009年のメキシコ(12本)を上回る新記録。1大会でのチーム最多本塁打記録にも同年メキシコの14本に、残り「1」とした。

 人気者タティスの一発に満員のファンは大興奮。その熱狂でスタジアム全体が揺れ、一時騒然となる一幕もあった。

 ドミニカ共和国は初回にはJ・ソト外野手の2ランで幸先よく先制。すると、K・マルテ内野手が、2―1で迎えた3回1死走者なしの場面に左翼ソロ。V・ゲレロ内野手にも2死から左翼ソロが飛び出し、4―1に。直後には2本の適時打で1点差に迫られていた。

 試合前時点では、3戦連続2ケタ得点を奪い、3戦34得点と攻撃陣が絶好調。打線にはゲレロ(ブルージェイズ)、タティス、マチャド(ともにパドレス)、マルテ(ダイヤモンドバックス)、J・ソト(メッツ)らメジャーのスター選手がズラリと並び、準々決勝には昨年のポストシーズン(地区シリーズ)でドジャース大谷翔平投手(31)から3打席連続三振を奪った左腕のサンチェス(フィリーズ)の先発が有力視されている。

 この試合で勝ったチームが1位突破となり、準々決勝で13日(日本時間14日)に韓国と対戦し、負けたチームは14日(同15日)に日本と激突する。

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