大相撲春場所5日目(12日、エディオンアリーナ大阪)

 高安(田子ノ浦)が絶好調だ。4日目の大関・琴桜(佐渡ケ嶽)との一番。

力強さと馬力。そしてまわしを切るテクニック。ベテランの味を十分に発揮して4連勝とした。課題は15日間の体調維持とプレシャーに弱い精神面。5日目は若手の義ノ富士(伊勢ケ浜)が相手。過去の対戦は3連勝と圧倒している。まだ序盤だが、悲願の初Vに向けても負けられない一番だ。

 2日連続で金星を挙げている藤ノ川(伊勢ノ海)が大関・安青錦(安治川)に挑む。過去の対戦は1度。藤ノ川が若碇を名乗っていた十両時代。この時は切り返しで負けている。当たって引いて、いなして再び前に出る。

持ち味の素早い動きで勝機をつかみたい。

 横綱・豊昇龍(立浪)の4日目の黒星はあまりにも痛い。立ち後れて慌てて前に出ようとしたところを引かれてしまった。今場所はまだエンジンがかかっていない。これからギアの上げようとした矢先の黒星。5日目は美ノ海(木瀬)が相手。過去の対戦はすべて投げ技で仕留めて4連勝。安易な投げ技で墓穴を掘るケースもあるだけに、慎重に白星をつかみたい。

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