開幕ローテ入りを狙う“転向組”がアピールした。広島・栗林良吏投手(29)は5回5安打無失点の好投を「もどかしい、早く結果を出したいという気持ちで過ごしていた」とかみ締めた。

前回は4日の2軍戦で4回3失点。苦しい立場から巻き返した。

 これまで3者凡退がなく、この日は「リリーフの気持ちで」と立ち上がりに全力。初回を2者連続三振を含む3人で終え、波に乗った。「この気持ちを先発でも忘れずに」と、昨季まで通算134セーブの元守護神。同時に「岡本が僕の投球を薄くした」と苦笑いした。2年目の岡本が6回から4回パーフェクト。「ローテーションをつかみたい」と続いた。こちらも昨季は救援で41登板。新たな勝負に挑むコンビが競い合った。

 新井監督はローテ当確を持ち越したが「2人ともいいものを見せてくれた」と前進を認めた。昨季は2ケタ勝利がゼロ。

10度以上の先発で貯金した投手もいなかった。弱点を埋める“新戦力”は5位からの逆襲のカギだ。(安藤 理)

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