◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸 ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級7位・飯村樹輝弥 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者ノックアウト・CPフレッシュマート―同級2位・岩田翔吉 ▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)

 WBA世界バンタム級4位・増田陸(28)=帝拳=が13日、横浜市内のホテルで元世界5階級制覇王者の同級1位ノニト・ドネア(43)=フィリピン=とのWBA世界同級挑戦者決定戦へ向けた公式会見に臨み、「非常にいいコンディションが作れている。ドネア選手も非常にコンディションが良さそうなので、楽しみな気持ちが増した」と話した。

 ノンタイトル戦ながら、トリプル世界戦を差し置いてメインイベントに抜てきされた。「メインの試合になるが、感謝の気持ちを持っていいボクシングをして、世界挑戦できるということをしっかりアピールしたいと思っています」と意気込み、世界5階級制覇を達成したドネアの左フックについて「一発もらうとやばいなと思っている。パンチ力だけでなく、タイミングにも気をつけて試合を進めていきたい」と警戒した。

 元WBC世界スーパーライト級王者の帝拳ジム・浜田剛史代表(65)は、勝利へのカギを「今回は攻めること、ドネア選手の左フックを気をつけること。その2点です」と挙げた。

 勝てば、WBA王者への挑戦権を得る。現在のWBA正規王者・堤聖也(30)=角海老宝石=とは、2023年8月に対戦。デビュー4戦目で当時の日本王者・堤に挑戦したが、0―3の判定で敗れた。増田にとってはプロキャリア唯一の黒星だ。堤はWBA休養王者アントニオ・バルガス(29)=米国=との団体内王座統一戦を義務づけられているが、堤への挑戦が実現すれば世界王座とリベンジを懸けた一戦になる。

 戦績は増田が9勝(8KO)1敗、ドネアが43勝(28KO)9敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

 ◆増田 陸(ますだ・りく)1997年9月23日、広島市生まれ。中学でボクシングを始める。広陵高、立大を経て、21年2月にB級プロテスト合格。アマチュア戦績は52勝14敗。22年7月にプロデビュー。23年8月、日本バンタム級タイトルマッチで王者・堤聖也(角海老宝石)に判定負け。24年7月、日本同級王者・富施郁哉(ワタナベ)に挑戦し、4回KO勝ちで王座を獲得(2度防衛)。身長168センチの左ボクサーファイター。

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