スペイン1部、2部リーグのラリーガ(LALIGA)とEA SPORTSは13日、世界各国の子供たちにスペインでの国際経験を提供する「Next Gen Draft JAPAN 2026」の日本初開催についての記者発表を都内で行った。同プロジェクトは、今週末の大会に参加する15歳以下の168人から、最終的には女子4人、男子4人にスペインでの10日間に渡るプレー経験を提供する機会となる。

 日本では初開催となるが、昨年は南アフリカ、米国、UAE、グアテマラ、ベトナムで開催。各国から選ばれた選手たちは、スペインでAマドリードの下部組織との試合などを経験した。同プロジェクトはトライアルではなく、世界各国の未来ある才能に、スペインでの経験を通じて成長してもらうことが目的。一方で昨年は、米国から参加したポルトガル国籍を持つひとりが才能を見いだされ、ポルトガルの名門・ベンフィカ入りが決まり、現在は年代別のポルトガル代表にも選出されているという。

 今年は日本、メキシコ、ナイジェリア、モロッコ、中国で開催。かつてAマドリードなどでコーチをつとめ、現在はラリーガのメソッド部門担当者をつとめるダビド・ガルシア氏は「日本はアジア諸国においても、サッカーにおいて最も優れた国だという認識です。日本の選手のクオリティーは、本当に高い。ただスペインには、長い時間をかけてきた育成の組織があり、選手を育てるための環境が構築されています」と語る。選手選考にも携わるガルシア氏は「具体的に(選手の)ここを見る、というよりは、より完成度の高い選手を求めています。ポリバレント性の高い、ユーティリティーな選手をすごく求めているので、全体的な選手の能力を見たい。すでに2か国に関しては、(男女)8名が決定しています。日本でも、その選手たちに負けない選手を選考したい」とうなずき、新たな才能の発掘に意欲的だった。

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