27日に最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の主演・髙石あかりが13日、東京・渋谷のNHK 放送センターを訪れ、30日スタートの「風、薫る」主演の見上愛、上坂樹里へバトンタッチセレモニーを行った。

 見上は先輩ヒロインの髙石に「撮影中の、ずっと忘れないだろうなと思う瞬間やエピソードがあれば教えてください」と質問。

髙石は「皆さんとのお芝居で得られるものが多く、目を見ただけで鳥肌が立つような瞬間がたくさんあったのですが、ヘブン役のトミー(・バストウ)さんといろんなシーンを撮るなかで、トキとしてヘブンとして生きているからこそ、見せようとしない勝手に出てくるお芝居がどんどん出てきて。それがこのあと放送されるのですが、より深いものが撮れていると思うので、それを見ていただけたらいいなと思います」と答えた。

 上坂からは「長期間の撮影にあたって楽しみにしていたことや、大事にしていたことを教えてください」と聞かれ、髙石は「私は1人の時間を大切にしていて、現場でも、途中でスタッフの皆さんが知ってくださったのか、私のスペースみたいな所を少しだけ取り入れてくださって、それだけでも全然違いました。あと、お休みの時は1人で出かけたり散歩したりするだけでも違うので、“役”と“自分”のいい意味で線を引くということがちょうどよかったなと思いました」。

 セレモニーが終わると髙石は「胸がいっぱいです。バトンを今田(美桜)さんからいただいた時のことを思い出して、だからこそ今、重みがすごくて。いただいた時とは違う感覚で、バトンを渡す経験をいただけてうれしいです。とにかく『風、薫る』が楽しみすぎて、その気持ちがバトンに乗っていたらいいなと思います」

 見上は「私たちは1人に対して2人で受け取っているので、物理的には重さは軽いはずなんですけど、すごく重いものを受け取った気持ちになりましたし、放送が始まるんだという実感がわいてきました。『ばけばけ』と『風、薫る』は時代がとても似ていて、おトキちゃんたちが生きていた時代のどこか違うところで、りんと直美が生きていて、看護の道をひらいていったんだなと感じます。『ばけばけ』のファンの方も『ばけばけ』に思いをはせたまま『風、薫る』を見ていただけるんじゃないかなと思います。バトンを受け取って、私たちもしっかり次につなげられるように頑張りたいと思いました」。上坂は「バトンをついに受け取る日が来たということと、いま見上さんと一緒に『ばけばけ』から『風、薫る』にバトンを受けとることができてとてもうれしいです。

歴代の皆さまから受け継がれてきたこのバトンの重みを肌で感じました。このあと放送も始まりますし、撮影も続きますけど、この重みを忘れずに私も最後まで駆け抜けて、次につなげられるようにしっかりと頑張りたいと思います」と決意を新たにしていた。

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