昨季限りで巨人で現役引退した長野久義氏(41)=現巨人編成本部参与=の引退試合が14日、日本ハムとのオープン戦(東京D)で行われる。阿部慎之助監督(46)は終盤に出番をつくるプランを明言し、「楽しんでほしい」とエール。

引退を発表してからも自主練習に励み、再びファンの前に立つことを楽しみにしていた天才打者がいよいよ、最後の打席を迎える。

 満員の東京Dで、大歓声を受けながら打席に立つ―。その姿を想像しながら、長野氏は一振り、一振り丁寧にバットを振った。ついに、引退試合の日がやってくる。14日の日本ハムとのオープン戦に向け、13日はG球場で自主練習を行った。グラウンドで浅野とキャッチボール、室内ではマシン打撃、そしてブルペンで投球していた則本の打席に立って、実戦をイメージ。「ありがとう! ナイスピッチ」と則本に声をかけて、球場を後にした。

 みんなに愛された背番号7が本当にユニホームを脱ぐ。この日、支配下登録されて、14日は試合前練習から参加予定。阿部監督は「終盤から出る。守備から入って、打席に回るところか、打席(代打)を回して守備になるか」と起用プランを明かした。「こういう機会をもらえる人って限られている人だからね、楽しんでもらいたいね」。

チームとしても、引退試合を最高の形で締めくくる。

 長野氏は昨季限りで現役を退き、今年から編成本部参与としてフロント入り。スカウト部や国際部をサポートし、アマチュア選手や外国人選手の調査を中心とした編成業務に従事している。引退試合開催が発表される前から「キャンプで体をつくって『あいつ(練習)やってるじゃん。あれだけ辞めるって言ったのに』みたいなことになるかもしれないです」と語っていた通り、キャンプでも時間を見つけてバットを振るなど、自主練習を行ってきた。

 東京Dでのプレーは昨年7月21日の阪神戦以来、約8か月ぶり。昨年11月のファンフェスタで行われた引退セレモニーでは「来年、阿部ジャイアンツが日本一になることが僕の夢です!」と語っていた長野氏。最後の雄姿をファンへ届ける。

 ◆長野引退試合での企画    

 ▽ワッペン付きユニホーム着用 引退試合では監督、コーチ、選手が左袖に引退記念ロゴワッペン「RE5PECT7」が付いたユニホームを着用(5は広島時代の背番号)。

 ▽スペシャルボード配布 来場者全員に「RE5PECT7」がデザインされたスペシャルボードを配布。

 ▽特別映像 試合中には長野氏の現役16年間の名場面映像も用意。試合後には長野氏本人が場内一周予定。

 ▽復刻グルメ販売、限定ステッカー 17年から25年までの厳選メニュー全7種類が販売され、対象商品を購入すると限定ステッカーをプレゼント。

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