巨人の井上温大投手(24)が14日に開幕するファーム・リーグで”開幕投手”を務めることが13日、わかった。「公式戦ですし、また今までと違った雰囲気がある。

その中で自分のパフォーマンスをしっかり出せるように」と静かに闘志を燃やした。

 昨季終盤に発症した左肘痛の影響で、キャンプは故障班スタート。患部の状態を確認しながら、慎重に歩みを進めてきた。約半年ぶりの実戦登板となった8日の教育リーグ・楽天戦(Gタウン)では3回1安打無失点。順調な回復ぶりを示し、今後は徐々にイニングを伸ばしていく。

 昨季は左の柱として期待されながらも20試合に登板して4勝8敗、防御率3・70と不本意な成績。巻き返しを期し、オフはウェートトレーニングで体重を5キロ増やし、出力アップを図った。現在はキャッチボール相手の育成・園田からヒントを得た、新球チェンジアップにも挑戦中だ。「ストレートと同軌道で、(右の)外に逃げながら落ちるのが理想。まずはカウントをしっかり取れるように」と改良を加えていく。

 1軍の先発陣はドラフト1位・竹丸、同3位・山城らがオープン戦で好投を続けているが、開幕投手を含め阿部監督は明言していない。井上が結果を残し続ければ、大逆転で開幕ローテ入りの可能性もゼロではない。

「普通に抑えるだけではダメ。三振を取れることが自分の持ち味なので、ツーストライクに追い込んだら狙っていきたい。1軍に上がるためには、圧倒したピッチングで内容も良く抑えることが必要」。進化した新たな姿で本拠地・東京Dのマウンドに舞い戻る。

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