第49回日本アカデミー賞の授賞式が13日、都内のホテルで行われた。各部門の最優秀賞が発表され、俳優・吉沢亮主演のヒット映画「国宝」(李相日監督)が作品賞、監督賞など最多の10冠に輝いた。

 吉沢が最優秀主演男優賞、李監督が最優秀監督賞を受賞。終盤、作品賞が発表されると、優秀助演男優賞の田中泯横浜流星渡辺謙、優秀主演女優賞の高畑充希寺島しのぶ、森七菜ら出演者とスタッフが壇上に勢ぞろいし、喜びを分かち合った。李監督は「この映画は俳優たちの献身がなければ成り立たないし、スタッフの力が迸(ほとばし)っているからこそ多くの人の心を打つことができた」とねぎらった。

 上方歌舞伎の名門の御曹司・大垣俊介を演じた横浜は「普段、映画館に足を運ばない方も『国宝見たよ』と足を運んでくださって、自信がついたというか良いものを作れば必ず見てもらえるんだと励みになりました」としみじみ。「自分も日本映画界を発展させるために役を生きるのみだと思っています。これからもよろしくお願いします」と頭を下げた。

【国宝の10冠】※敬称略

・最優秀作品賞「国宝」

・最優秀監督賞(李相日)

・最優秀脚本賞(奥寺 佐渡子)

・最優秀主演男優賞(吉沢 亮)

・最優秀音楽賞(原 摩利彦)

・最優秀撮影賞(ソフィアン・エル・ファニ)

・最優秀照明賞(中村 裕樹)

・最優秀美術賞(種田 陽平、下山 奈緒)

・最優秀録音賞(白取 貢)

・最優秀編集賞(今井 剛)

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