◆WBC 準々決勝 ドミニカ共和国―韓国(13日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドミニカ共和国が序盤から主導権を握った。

 3点リードの3回無死一塁。

ゲレロが右中間を破る打球を放つと、一塁走者のソトが本塁へ激走。アウトのタイミングだったが、体をひねりながら捕手のタッチをかいくぐって生還した。その後、韓国側からリクエストがあったが、覆らずにセーフ。ドミニカ共和国ファンは総立ちとなり、お祭り騒ぎとなった。

 その後、マチャドの適時打や連続押し出しなどでこの回一挙4点を追加。3回までに7-0とワンサイドになりつつある。

 序盤からドミニカ打線が火を噴いていた。両チーム無得点の2回1死一塁。カミネロが左翼線への二塁打を放つと、一塁走者だった体重111キロのゲレロが激走して生還した。ギリギリのタイミングだったが、送球が三塁ベンチ側にわずかにそれたのを見て、マウンド側から回り込む巧みなヘッドスライディングでタッチをかわして生還した。

 さらに1死三塁でロドリゲスの遊ゴロの間にカミネロがホームイン。タティスにも適時打が生まれて3点を先行し、韓国先発のリュ・ヒョンジンをKOした。

 韓国は1次Rで日本、台湾に敗れたが、チェコ、オーストラリアに勝利を収め、2勝2敗ながら失点率の差で2位で突破。準優勝だった09年の第2回大会以来17年ぶりの大会8強入りしたが、序盤から苦しい戦いを強いられた。

 ドミニカ共和国は1次Rで4戦13発と空前の強打で4連勝。タティス(パドレス)、ソト(メッツ)、ゲレロ(ブルージェイズ)らメジャーのスターが並ぶ打線は迫力十分で、米国、日本とともに優勝候補に挙げられている。

 この試合の勝者は米国とカナダの勝ったチームと準決勝で対決する。

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