◆WBC 準々決勝 ドミニカ共和国10―0韓国=7回コールド=(13日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドミニカ共和国が地力を見せつけて韓国に大勝し、準決勝進出を決めた。

 序盤から超強力打線がつながった。

両チーム無得点の2回1死一塁。カミネロが左翼線への二塁打を放つと、一塁走者だった体重111キロのゲレロが激走して生還した。ギリギリのタイミングだったが、送球が三塁ベンチ側にわずかにそれたのを見て、マウンド側から回り込む巧みなヘッドスライディングでタッチをかわした好走塁だった。

 さらに1死三塁でロドリゲスの遊ゴロの間にカミネロがホームイン。タティスにも適時打が生まれて3点を先行し、韓国先発のリュ・ヒョンジンをKOした。

 3点リードの3回にはゲレロの右中間への適時二塁打やマチャドの適時打、連続押し出しなどで4点を追加。試合の主導権を完全に握った。

 7点リードの7回2死一、三塁ではウェルズが右翼席へ“サヨナラ3ラン”。鮮やかな一発でコールド勝ちを決めた。ドミニカ共和国のファンは総立ちで大興奮。お祭り騒ぎとなった。

 投げては先発のサンチェスが好投。

昨季メジャーで13勝を挙げた左腕が、5回2安打無失点、8奪三振の投球で韓国打線を完璧に封じた。

 4番で好走塁と適時二塁打をマークしたゲレロは今季から岡本とブルージェイズでチームメートに。最後は「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつした。耳には母国の国旗柄のピアスが輝いていた。

 ドミニカ共和国は1次Rで4戦13発と空前の強打を発揮して、4連勝で突破。タティス、ソト、ゲレロらメジャーのスターが並ぶ打線は迫力十分で、米国、日本とともに優勝候補に挙げられている。準々決勝では猛打と好走塁で大量得点。世界一へ順調に歩みを進めている。

 準決勝はカナダとの準々決勝を制した米国と戦う。

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