◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者ノックアウト・CPフレッシュマート―同級2位・岩田翔吉 ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級6位・飯村樹輝弥 ▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)

 世界挑戦者決定戦、トリプル世界戦の計量が14日、横浜市内のホテルで行われ、王座返り咲きを狙うWBC世界ライトフライ級2位・岩田翔吉(30)=帝拳=はリミットの48・9キロ、初防衛戦に挑むWBC世界同級王者のノックアウト・CPフレッシュマート(35)=タイ=は48・7キロでともに1回でパスした。

 王者と向かい合い、写真撮影に臨んだ岩田は、「(体が)小さかった。

今回は一発を狙っていくのではなく、ラウンドを重ねて(相手を)削っていこうと思う。自分のパンチを受けて耐えられるのかな」と徐々に相手にダメージを与えていく作戦を明かし、不敵な笑みを浮かべた。今回は4か月をかけて試合に備えた。減量の時間も通常の試合よりも長い時間をかけたことで「1年前にライトフライ級のウェートで試合をした時とは比べものにならないぐらい体調はいい」という。

 岩田にとっては特別な日だ。幼少期にキックボクシングを始め、その時、指導を受けたのが山本”KID”徳郁さんだった。KIDさんは2018年9月に多臓器不全のため41歳で死去。3月15日はその師匠の誕生日。負けは許されないのだ。「負ければ終わり、勝てば道が開けることは分かっている。4か月間、自信を持ってやってきたので勝つ自信はある」と返り咲きを宣言した。

 一方のノックアウトもV1への自信を隠さない。

岩田のコメントに対し「サイズが小さいからといって弱いとは限らない。私は大きな選手の方がやりやすい。ベストを尽くして勝つ」と言葉に力を込めた。

 戦績は岩田翔吉が15勝(12KO)2敗、ノックアウトは29勝(11KO)1敗。

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