◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸 ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級7位・飯村樹輝弥 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者ノックアウト・CPフレッシュマート―同級2位・岩田翔吉 ▽WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・松本流星―同級4位・高田勇仁(3月15日、横浜BUNTAI)

 世界初挑戦のWBO世界フライ級6位・飯村樹輝弥(28)=角海老宝石=が14日、横浜市内のホテルで前日計量に臨みリミットより300グラム軽い50・5キロでパス。5度目の防衛を目指す王者アンソニー・オラスクアガ(27)=米国、帝拳=は50・7キロでクリア。

計量後は約10秒間のフェースオフの後、握手を交わした。

 プロ11戦目で初めて世界に挑む飯村は「体調はばっちりです。(オラスクアガの)闘志は感じましたね。いい笑顔の裏に、鋭い眼光というか、闘志が見えました。闘う目になっていた。リング上ではもっとオーラも見えるだろうなと思うし、楽しみ。そこは自分も負けている気がしない」と意気込んだ。

 リカバリー飯は、所属ジムの鈴木眞吾前会長特製のお粥だ。「それがまず楽しみです。いいタイミングで食べようかなと思います。美味しいんすよ。試合ない時でも食べたいですね」と笑顔を見せた。

 飯村とオラスクアガは当初、昨年12月17日に対戦する予定だったが、飯村が肋骨を負傷したため辞退。妻でトレーナーも務める元アマチュアボクサーの真成美さん(28)の支えを受けながら、わずか3か月後に再び世界挑戦のチャンスをつかんだ。

 「もう勝てれば何でもいいすね」と何が何でも世界のベルトを手にする覚悟だ。「いろんなことをやってきているが、試合では練習でやってきたことしか絶対出ない。そういうのが結果となって出てくるのがボクシング。強い相手だからこそ、自分自身のやってきたことが出る。明日は何が何でも勝ち取りに行く。自分と奥さん、そして一緒にやってきたトレーナー、チームのみんなでやってきたものを出すだけです」と力強く語った。

 戦績はオラスクアガが11勝(8KO)1敗、飯村が9勝(2KO)1敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

編集部おすすめ