第98回センバツ高校野球大会(19日開幕)に向けた甲子園練習がスタートした。

 大会第5日第1試合(午前9時開始)で帝京長岡(新潟)と対戦する東北の右腕エース・和泉寛太(3年)が“ノーノー返し”を宣言した。

帝京長岡の芝草宇宙監督(56)は帝京で1987年夏の甲子園の2回戦の東北戦でノーヒットノーランを達成している。対戦が決まり、因縁の対戦として話題になっていた。

 「今回戦うとなって初めて知りました。今回は自分が(ノーヒットノーランを)やり返します。ずっと言われっぱなしなので、次は自分がやってギャフンと言わせたいです」と言い切った。

 東北のエースとしてのプライドもある。直系の先輩でもあるダルビッシュの変化球を動画で研究した。

「ダルビッシュさんの変化球を動画で見て、学べるものは学ぼうと。(同じ)東北高校という縁もあるので、一番、いい教科書になるのかなと思って」。指導者のアドバイスでツーシームを習得しようとしたが、なかなかモノにはできなかった。そこでダルビッシュの握りの動画を見て、まねをすることでマスターできた。

 ダルビッシュは3年センバツで1回戦で熊本工相手にノーヒットノーランを達成している。

「同じ背番号をつけているので、期待されているのでそれ以上の結果を出したい」。和泉は小学校時代はノーノーを達成している。大先輩の無念を晴らし、憧れの先輩に続く。今度は聖地での快挙を目指す。

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