第98回センバツ高校野球大会(19日開幕)に向けた甲子園練習が14日、スタートした。

 21世紀枠で初出場した高知農は登録18人で元気いっぱいにプレーした。

 杉本仁主将は「大きくて、迫力があった」と興奮気味。さらに、やってみたいこととして、下坂充洋監督に事前に相談していたことを実行した。

 「監督に『何かやってみたいことがあるか?』と聞かれたので、お願いしてOKをもらいました」と杉本主将。それは芝生に寝っ転がることで「気持ち良かった。やわらかくて、ボールははねるわけではなくて」と感触を楽しんだ。「最初はあおむけで、その後うつぶせで」と全身で体感した。

 中学時代にプレーした松山・坊ちゃんスタジアムと倉敷マスカットスタジアムでも、寝っ転がっていたという。聖地・甲子園でも堪能した。

 グラウンドへのこだわりは強い。高知農のグラウンドは手作り。先輩たちは芝の管理もしていたという。自分たちで掘り起こし、土を入れる作業もした。

傾斜があるということで、測量器具を使って、平らにする作業もした。「農業高校ということもあって測量器具もそろっていたので、器具をつかって斜面を測って。きれいにならしたりしました。ベースも掘り起こしたりしました」と話した。

 阪神園芸ならぬ、高知農園芸。「グラウンド整備には力を入れています」と胸を張った。阪神園芸の神業を、体全体で味わった。

編集部おすすめ