侍ジャパンのドジャース・大谷翔平投手(31)が出場する全試合を2022年から生観戦しているモノマネ芸人・ミニタニ(49)が13日(日本時間14日)、WBC準々決勝・ベネズエラ戦に臨む侍ジャパンにエールを送った。前回23年WBCの日本優勝も、大谷らが所属するドジャースの昨季ワールドシリーズ(WS)制覇も現地で目撃。

侍ジャパンに吉兆をもたらす使者として、決戦の地・米マイアミに乗り込む。(堀北 禎仁)

 直近の侍ジャパンとドジャース、2つの「世界一」を全試合現地で追ったミニタニの言葉は意外に!?重い。「自分で言うのも何ですけど、僕は優勝請負人」。日本がイチローの決勝打で韓国を破った09年WBC決勝も、バックネット裏で観戦していたというから本物だ。

 日本が全勝突破したWBC1次ラウンドでは、東京ドームで4戦とも立ち会った。初戦の台湾戦で満塁弾を放った大谷に「大スターの宿命。期待された場面でしっかりと答えを出した。魅力の全てが詰まっていた」と感動した。

 大谷が前回WBCで「憧れるのをやめましょう」という名言を残したことを受け、今大会でもそのリーダーシップに注目。メジャー1年目のホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)へ助言する様子に「レギュラーシーズンでライバルになる選手に技術を伝えるのはデメリットになるかもしれない。その垣根を越えて、勝つために必要なことを提供している」と尊敬しきりだ。

 前回の準決勝・メキシコ戦で日本が逆転サヨナラ勝ちした光景は目に焼き付いている。

「ファンがみんな泣いていた。現地の人も侍ジャパンを好きになる瞬間だった」。当時との違いとして「選手たちの余裕」を感じるという。「2連覇するというよりは、一生で一度しかないこのメンバーで大会を楽しもうという様子がうかがえた」と、持ち前の観察眼を披露した。

 話題の“お茶たてポーズ”にも「いい意味でのノリもできて、ラテンのお祭りのような空気感が見え始めている。お祭り騒ぎで準決勝へ向かっていく展開に大谷選手がしてくれるのかな」。長打からバントまで様々な攻撃パターンを持つ日本打線に「誰がホームランを打ってもおかしくない。世界がビックリするぐらい、前回大会以上に驚愕(きょうがく)するような侍ジャパンが見られる」と爆発を信じた。

 メジャー観戦通として、準々決勝の相手・ベネズエラは侮れない。「ホームラン打者ぞろいではないけど、単打を重ねられると3、4点失ってしまう」。主将のペレス捕手(ロイヤルズ)を警戒し「一発勝負なのでベテランの瞬時の判断が大事になる」とした。

 ミニタニは大谷出場試合のフル観戦を今年で最後にすると決めている。

チャレンジして5年目。まずはWBC完走がミッションだ。「日本ラウンドで痛めた」という喉の状態は不安だが、声をからして応援する。

◆ミニタニ 本名・神田昭洋。1976年3月28日、茨城・水戸市生まれ。49歳。米ロサンゼルス在住。2006年に渡米し、12年からダルビッシュ似の顔面を生かして「ミニビッシュ」として活躍。21年から「ミニタニ」となり、YouTubeなどで活躍中。身長156センチ。

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