ダンスボーカルユニット「w―inds.」が14日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールでデビュー25周年を記念したツアーの初日を迎えた。

 2001年3月14日に「Forever Memories」でデビュー。

“25歳”となったw―inds.が、新たな歩みをスタートした。

 今ツアーは「GOLDEN SINGLES」と題し、デビュー以降のシングル楽曲を中心に四半世紀の歩みをたどる構成。「Paradox」など初期のナンバーから最新曲の「Who’s the Liar」など多彩な楽曲をパフォーマンスし、昼夜1万人のファンと思い出を分かち合った。

 2人は公演後に報道陣の取材に対応。25年の歩みを振り返り、橘慶太は「自分勝手にやってきてそれでも25年続けてきたのは、いろんな人が支えてくれたからこそ」と感謝。千葉涼平は「始まってすぐに、泣いているお客さんが目に入っちゃって、自分も(感無量で)歌えなくなっちゃいそうだったので、しばらく見ないようにしていました」と万感の思いを振り返った。

 圧倒的なパフォーマンスが持ち味。ハイトーンの楽曲でもキーは下げずに、オリジナルの振り付けも大事にしている。「ファンの皆さんもそうだし、スタッフの皆さんも、みんなが楽しいと思ってくれる環境を作りたいという思いが一番の原動力かもしれない」と橘。「キーを下げないっていうのも、お客さんがその要素だけでも昔にフラッシュバックしやすいんじゃないか。少しでも楽しいと思ってもらいたい」というシンプルな思いでステージに向き合う。

 20年に2人体制となり、歌唱の比重も増えた千葉涼平(41)は「ライブのたびにフレッシュな瞬間が何度もある。

曲は懐かしいけど新曲のような気分」と前向き。橘も「僕たちはまだまだ未完成。ひとつひとつ成長をいつまでも重ねて行けたら」と思いを語る。

 メモリアルなこの日から「Forever―」の再レコーディングバージョンが配信スタート。コンサートのMCではファーストアルバム「w―inds.~1st message」の収録曲を12か月連続リリースすることも発表された。橘は「ファーストアルバムがちょうど12曲入りだった。もう一度新体制でスタートを切るような…」と運命的なものを感じたといい「いつかファーストツアーのリバイバルができたら」と夢プランを語った。

 全18公演のツアーは8月までかけて行われる。「力の抜きどころが分かってきた」とパフォーマンス面での成長を実感している2人は、デビュー当時以来となる昼夜2回公演にも挑戦。今後の展望について橘が「おじいちゃんになるまで、みんなで同じ思い出を刻んでいきたい」と語ると、千葉は「できる限りw―inds.が今まで生んできた楽曲たちを届けられたら。さらに新しい楽曲も、ちゃんと更新して両方大切にしていけたら」と意気込んだ。25周年あくまでも通過点。

2人はさらなる歩みを続けていく。

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