◆女子アジア杯 ▽準々決勝 日本―フィリピン(15日、オーストラリア・シドニー)

 FIFAランク8位のなでしこジャパンは同41位のフィリピンに、前半を2―0で終えた。

 なでしこは1次リーグを攻守で圧倒。

第2戦のインド戦では驚異の11得点を記録するなど、3戦で17得点を奪い、失点もゼロで抑えた。ニルス・ニールセン監督は試合ごとに先発メンバーを入れ替えてきたが、この試合も正守護神のGK山下杏也加ではなく、GK平尾知佳を起用。10大会連続のW杯出場がかかる試合でも、大胆な采配を見せてきた。

 初戦の台湾戦(2〇0)では強固なブロックをしいて守る相手を崩せず、ショート20本以上を放ちながら無得点で前半を終えた。この日も前半は我慢の時間が続いた。ハーフコートゲームの時間が続き、ほとんどの時間を相手側での攻撃に使った。

 しかし前半45分、ついに均衡を破った。ゴール前で混戦になると、最後は相手キーパーが手ではじいたこぼれ球をFW田中美南が頭で泥臭く押し込んだ。今大会ここまで得点がなかった田中は、これが今大会初得点となった。さらに、同アディショナルタイム2分には、MF林穂之香の左CKからDF古賀塔子が頭で沈めて、点差を2点に広げた。

 今大会は2027年ブラジル女子W杯の予選を兼ねており、大会の上位6チームがW杯への切符を手にする。なでしこジャパンはこの試合に勝利すれば4強となり、W杯出場が確定する。

編集部おすすめ