バレーボール◆Vリーグ男子  北海道イエロースターズ 3―0つくばユナイテッド(15日・北ガスアリーナ46)

 東地区首位の北海道イエロースターズが、ホームで同地区4位のつくばユナイテッドに3―0で勝利し、地区2連覇を決めた。チームメートのコンディション不良で急きょスタメンに起用されたOH中野竜(27)がチームトップ18得点を挙げるなど相手を圧倒した。

4月11、12日に北ガスアリーナ46で開催される西地区上位2チームとのプレーオフでVリーグ初制覇を目指す。

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 セットカウント2―0で迎えた第3セット。デュースに突入し、北海道イエロースターズが5度目のマッチポイントを握った。最後はOH重留日向(26)のブロックで粘る相手を振り切り試合終了。2試合を残して連覇を決め、浜崎勇矢監督(38)は「昨シーズンに続き優勝することが出来て大変うれしく思う。選手たちが成長してくれた結果。ほっとしている」と胸をなでおろした。

 チームのアクシデントを背番号14が救った。中心選手であるOH山田滉太(28)のコンディション不良により、会場到着後にスタメンを急きょ変更。浜崎監督は「高さもあってパスも出来て、爆発力がある。何かを起こしてくれる」と、14日の1戦目で出場のなかった中野を先発メンバーに選択した。

 優勝が懸かる大一番でのスタメン起用。

中野は「久しぶりの先発だったけど、いつも出られる準備はしていた。緊張も少しはあったけど、いつも通りのプレーを心掛けた」。1セット目に7得点で勢いに乗ると、その後も得点を重ねてバック5本を含む15本のアタックが成功。「ここで欲しいなというところで決められなかった。そこは自分の反省点」と悔しさをにじませながらも、主役級の活躍でストレート勝ちに大きく貢献してみせた。

 21、22日に実施される埼玉とのリーグ2連戦を終えると、昨季敗れたセミファイナル、そしてファイナルが4月に控える。ホームで迎える2度目のプレーオフに向け中野は「昨年は悔しい気持ちで一杯だった。今年は全員バレーで、出てる選手も出てない選手も全員で優勝を取りにいく」。地区2連覇の余韻に浸ることなく、Vリーグの頂点に向けて歩みを進めていく。

(島山 知房)

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