第98回センバツ高校野球大会(19日開幕)に向けた甲子園練習が15日、行われた。

 花咲徳栄の17番・中森来翔(らいと=3年)が打撃練習で左翼席にたたき込んだ。

「ライナーだったので入るとは思わなかったです」。188センチ、108キロのがっしりとした体格から強烈な打球を飛ばした。

 今大会で初のベンチ入りを果たした秘密兵器だ。岩井隆監督(56)は中森のDH起用について問われると「打つしかない。それに賭けているし、毎日バットスイングしているから。得意なことに賭けていくのは本当に大事。得意なことを突き詰めていく子が増えてきたのはいいことだと思う」と期待を口にした。

 「緊張もしたけれど、いい緊張だったので本番も打てるように」と中森。食欲旺盛で食べ過ぎて「体重計に乗りたくなかった。今も(チームで)一番デブです」と苦笑い。

 中学時代は宮城中央ボーイズに所属。3年夏に支部対抗の報知オールスター戦の北東北選抜メンバーとなり、3戦で4本塁打とアーチを量産して、MVPを獲得した実績もある。

 「(高校では)人間的に成長できた。謙虚な気持ちを忘れずにいたい」と中森。試合での活躍も誓った。

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