◆プロボクシング ▽WBA世界バンタム級(53・5キロ以下)挑戦者決定戦10回戦 ●同級1位ノニト・ドネア―同級4位・増田陸〇(3月15日、横浜BUNTAI)

 WBA世界バンタム級挑戦者決定戦で、同級4位・増田陸(28)=帝拳=が元世界5階級制覇王者の同級1位ノニト・ドネア(43)=フィリピン=を破り、WBA王者への挑戦権を獲得した。ドネアは日本のリングで2019年11月と22年6月の井上尚弥(大橋)戦、昨年12月の堤聖也(角海老宝石)戦に続き4連敗となった。

 リングサイドで試合を観戦したWBA世界バンタム級王者の堤聖也(30)=角海老宝石=は増田の勝因を「中盤以降難しくなる思っていたけど途中からいいプランを持っていた。だいぶドネアに手を出させて疲れさせる。時間の問題だと思った」と評した。一方で負けたドネアには「入場のときの雰囲気が前回よりも良くなかった。僕とやった時よりもキレがなかった。いけると思ったんでしょうね」と語った。試合後にはドネアから日本語で「ごめんね、ごめんね」と言葉をかけられたという。

 自身は昨年12月のドネア戦で鼻を負傷。状態は上向いてきているが「鼻以外は健康だが、まだちゃんと治っていない。ボクシングできる状態ではない」と説明。「今の感覚だと6月から実戦を始めて9月くらいに試合をできれば」と望んだ。

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