◆WBC 準決勝 ドミニカ共和国1―2米国(15日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 米国のA・ジャッジ外野手が15日、WBC準決勝のドミニカ共和国戦に「3番・右翼」で先発出場し、決勝進出に貢献した。スター軍団同士の激闘に勝利。

大一番を制し、ジャッジは「お互いの投手陣を知っていれば、接戦になることは分かっていた。余計なアウトを与えなかった方が勝つという展開になる。一進一退の攻防になるだろうと。得点が低く、このような僅かな差になるだろうと。本当にすごい試合だった」と喜んだ。

 守備でチームを救った。1点ビハインドの3回の守備では、2死一塁の場面で右前に打球が飛ぶと、好返球で三塁を狙った一走・タティスの進塁を阻止した。ジャッジのファインプレーに観客は総立ちとなった。流れを呼び込むと、直後の4回には先頭ヘンダーソン(オリオールズ)が同点弾を放つと、アンソニー(レッドソックス)に勝ち越しソロが飛び出した。「選手たちとも話していたのだが、常に最高の試合ができるわけではない。だが、もしフィールドに出て、基本に忠実に行うべきプレーをすれば、金メダルを争うために必要な場所にたどり着ける。ランナーを刺して、あの驚異的な(先発の)ポール・スキーンズを助けることができたあの瞬間は最高に興奮した。

ホームランを打つのも大好きだが、あのような瞬間も同様に好きだ」と声を弾ませた。

 バットでは5回1死の第3打席にバックスクリーンへ向かう豪快な打球を放ったが、中堅・ロドリゲスにフェンス際で本塁打キャッチをされる悲劇。今大会3号は幻となったが、チームは競り合いを制した。

 ジャッジは今大会は試合前時点で、6試合に出場し、2本塁打、5打点をマーク。WBC初出場で、初打席となった初戦のブラジル戦では、衝撃の先制2ランでデビューを飾っていた。頂点まではあと1勝。米国の主将が攻守で力強く支えていく。

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