大相撲春場所9日目(16日、エディオンアリーナ大阪)

 横綱・豊昇龍(立浪)が1敗だった西前頭4枚目・隆の勝(湊川)を退け、2敗を守った。

 豊昇龍は立ち合いで左で張って右のまわしを探ったが、届かず。

相手の突き押しに上体が起きかけたが、こらえた。右を差して反撃に転じ、一気の寄り切り。「今場所は隆の勝関の出足が見ていてすごく良かったので少しずらして、いろいろ考えながら取った。右のまわしを取れなくて失敗したけど、そこで慌てずにしっかり前に足を出せた」と冷静に取組を振り返った。

 関脇・霧島らトップ3人と1差を守った。前日8日目に大栄翔に金星を配給した悪い流れを断ち切り、幕内後半戦の九重審判長(元大関・千代大海)は「うまく立ち合いを考えた。修正してきた。今場所は優勝しか狙ってないでしょう」と期待。横綱は「終わったことは終わったこと。明日から集中して一日一番取っていきたい」と力を込めた。

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