大相撲春場所9日目(16日、エディオンアリーナ大阪)

 東前頭5枚目・阿炎(錣山)が再出場し、西同2枚目・美ノ海(木瀬)をはたき込んで初白星を挙げた。阿炎は場所前の稽古で腰を痛め、3日目から「第3腰椎横突起骨折 3月9日より約1週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場していた。

 阿炎は一度は休場に至った理由について「初日、2日目は力のない、見ている人や対戦相手に失礼な相撲だった。そういうことがなければ、再出場しようと思っていた」と明かした。師匠の錣山親方(元小結・豊真将)や医師と相談し、状態を慎重に判断して再出場に踏み切った。

 患部の腰にはテーピングが何枚も貼られていたが、「痛みなんかないです。そんなこと言ってたら、場所に出られてない。大丈夫です」ときっぱり。既に今場所の負け越しは確定しているが、「勝てると思って出てきたので、勝ちにいきたい。心配してくださっている方もいるので、僕は大丈夫だと。来場所、期待してもらえるような姿を見せたい」と熱っぽく語った。

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