巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が27日・阪神戦(東京D)で開幕投手を務めることが16日までに決まった。「開幕は竹丸で行く」と阿部監督が明言した。

新人投手が開幕戦で先発するのは球団では1962年の城之内邦雄以来、64年ぶり3人目。勝ち星を挙げれば球団史上初の快挙だ。異例の決断を下した阿部監督の考えを、巨人担当キャップが分析する。

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 阿部監督が「開幕は竹丸でいく」と明言した。ドラフト1位のルーキーを開幕投手に抜てき。背景には今季にかける強い思いがある。2年ぶりリーグ優勝、14年ぶり日本一へ「新しいチームを作る」、「生まれ変わる」とオフから改革を掲げてきた。山崎が離脱して先発ローテを再検討。経験豊富な戸郷や則本ではなく、実戦で最も安定した投球を見せているルーキーを思い切って大役に指名した。まさに新たな阿部巨人を象徴する起用になる。

 昨年リーグ優勝の阪神との開幕3連戦で「巨人が変わった」という印象を与えたい。そのために「対戦したことない投手を当てるかもしれない」とデータの少ない投手の先発プランを示唆してきたが、いきなり現実になる。

山崎不在の中、開幕戦から相手を少しでも考えさせるという意味でも竹丸への期待は大きい。

 現状の1軍の先発陣は新加入の則本、新外国人のウィットリー、ハワード、マタ、戸郷、田中将、赤星、新人の山城らが候補。阪神3連戦はいずれも昨年巨人にいなかった投手が並ぶ超新生ローテになる可能性も十分ある。(巨人担当キャップ・片岡 優帆)

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