女優の髙石あかりが16日、大阪市中央区のNHK大阪ホールで開催された「連続テレビ小説『ばけばけ』スペシャルトークイベント in BK」に出演。主人公「トキ」として約1100人のファンや共演者らに接する最後の機会で、大粒の涙を流して別れを惜しんだ。

 イベントのエンディング。MCの高瀬耕造アナウンサーに締めのあいさつを求められたが、髙石は「…」と絶句。言葉の代わりに涙があふれ出た。トキの最初の夫・銀二郎役の寛一郎が勝手に「ええ本当に…銀二郎はもう出てきません」と語り始めて笑わせると、泣き笑いのヒロインがマイクを握り直した。

 「もしかしたら、こうやって『ばけばけ』のことをお話しするっていうのが最後になるかもしれない…でして。えへへ。なのでちょっとどうしよう。何を伝えたらいいんだろう」

 時折言葉を詰まらせながらも、潤んだ瞳をキリッと引き締めた。

 「『ばけばけ』という作品は、スタッフの皆さん、キャストの皆さんの人柄がとにかく素敵で。だったからこそ1年間走りきることができて、楽しかったからこそ、それが皆さんに伝わっていたんだろうと思います」

 共演者やスタッフに謝意を示した。まもなく迎えるフィナーレに向けて、こう続けた。

 「台本を見て涙が止まらなかった。

そんなラストを皆さんと一緒に見ていきたいと思います。毎日リアタイするつもりです!」

 イベント終了後も目を真っ赤にしたまま取材会場に入った。そして「直接(ファンに)感謝をお伝えすることはきっと最後なので。は~。胸がいっぱいで」と照れ笑い。「日常的なお話なので。『ばけばけ』は。皆さんの日常に『ばけばけ』が少しでもなじんだり、染み込んでいたりしたらうれしいなと思いました。それくらい素敵な回(イベント)になったと思います」と振り返っていた。

 取材の終わりには、夫・ヘブン役の英俳優トミー・バストウと熱いハグを交わして「ありがとね」(トミー)、「ありがとう」(髙石)とささやきあった。そして「ライブ行きますから。ライブで(楽屋で)話しましょう!」とトミーがリードボーカルを務めるロックバンド「FranKo」の来日公演(12月予定)などでの再会を誓っていた。

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