大相撲春場所9日目(15日、エディオンアリーナ大阪)

 小結・若元春(荒汐)が東前頭3枚目・平戸海(境川)を土俵際で豪快にうっちゃり、2連勝とした。立ち合いで相手に右を抱えられて追い込まれたが、鮮やかに逆転した。

 館内が沸く白星も、得意の左四つにこだわる若元春は支度部屋で厳しい表情を浮かべた。「本来の相撲じゃないですからね。攻め込まれてるからこそ出る技。前に出ていれば出る技じゃない」。今場所は初日から7連敗と苦しみながら、2連勝と巻き返してきたが、「星数を気にしていたら、自分の相撲が取れない。連敗もあったけど、経験だと思って深く考えない。今自分が取れる相撲で勝ちにつなげていけるかを考えて、臨んでいるだけ」とストイックだった。

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