◆WBC 準決勝 イタリア―ベネズエラ(16日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 “エスプレッソ軍団”が初の決勝進出を狙う。イタリア代表が16日(日本時間17日)、準決勝のベネズエラ戦に臨む。

 サッカー大国として知られるイタリアが今大会は快進撃を続けている。1次ラウンドで米国に勝利して1位突破すると、準々決勝ではプエルトリコを破った。

 そのイタリア代表を支えているのはご当地名物かもしれない。チームのベンチには、「エスプレッソマシン」が置かれている。イタリア代表ではホームランを放った選手がエスプレッソを飲むセレブレーションを行うことが浸透している。

 ベネズエラ出身ながら、イタリア出身の父を持つことでイタリア代表としてプレー経験もあるセルベリ監督もコーヒー好き。「私は8歳くらいからコーヒーを飲んでいる。イタリアでは1日に8回くらいコーヒーを飲みましたが普通のことです。イタリアと言えばコーヒーです。エネルギーを得るだけでなく、社交の手段や生き方。コーヒーを飲みながら語り合います」と熱弁する。

 ホームラン後に飲むエスプレッソの味を問われたパスクアンティノ(ロイヤルズ)はうれしそうに語る。

「その場で淹れると熱すぎるということが分かっている。正直に言うと、それがどんな味がするか全く知らない。というのもホームランを打つと記憶が飛ぶ。興奮しすぎて、何が起きているか分からなくなる。だから味は全く分からない。ホームランの味がするとしか言えないが、それは良い気分だよ」と笑った。

 注目を集める歓喜のセレブレーションを披露できれば、自然と初の決勝への道筋も開けてくる。

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