◆WBC 準決勝 イタリア―ベネズエラ(16日・米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 イタリアの先発ノラ(フィリーズ)がベネズエラ戦を初回を無失点でで立ち上がった。1死からガルシアに内野安打を許したが、続くアラエスを中飛に仕留めると、飛び出していた一塁走者も戻れず併殺を完成。

打者3人で切り抜けた。

 ノラは1次ラウンド最終戦のイタリア戦以来、中4日で2試合目の登板。強打のメキシコを相手に5回4安打無失点5奪三振と好投し、5連勝突破に大きく貢献した。

 先発投手は直前でロレンゼン(ロッキーズ)から変更された。セルベリ監督は変更理由について「直感です。今はノラが適任だと判断した。決断には私が責任を持つ」と話し、期待を込めて送り出された。

 ノラは昨季、キャンプで右足首捻挫、リハビリ中に右肋骨の疲労骨折も判明し、5月中旬から3か月間も戦線を離脱。2年ぶりの2桁勝利へ復活を期すシーズンの3月に大舞台に臨んでいる。メキシコ戦後には「いい感じだ。本当にいい。球場の雰囲気や試合の重みがあったおかげで、5イニング、60球ちょっと投げるのも少し楽に感じたと思う。

「スプリングトレーニングの登板とは少し違う。もっと楽しい感じがある。でも全体として体の状態はいい。腕の状態もすごくいい」と状態の良さを強調していた。

 「イタリアのユニホームを着るのは間違いなく名誉なことだ。この大会に出てほしいと声をかけてもらえたことを光栄に思っている。父方の家族はイタリア系なんだ」とフィリーズではなく、代表のユニホームに身を包み、今大会最後のマウンドに上がった。

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